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(仮称)関市全天候型屋内遊び場施設
円環の重なりが人と人をつなぐ「こどもまんなか」施設のあたらしい「かた」

設計
斎藤信吾建築設計事務所
施主
岐阜県関市
所在地
岐阜県
用途
こどもまんなか施設, 集会場, 事務所, 子供の遊び場
構造
S
規模
地上2
延べ面積
約1000.00㎡
状況
設計提案
提案日
2026/2/1

(仮称)関市全天候型屋内遊び場施設 二次審査選出

本計画は、岐阜県関市における全天候型屋内遊び場施設の提案です。天候や季節に左右されず、こどもたちが安心して遊び、学び、成長できる環境を整えるとともに、多世代が関わり合う地域の拠点となることを目指しました。

本提案の特徴は、「円環の重なり」によって空間を構成している点にあります。性質の異なる複数の遊びの場や居場所を円環状に配置し、それらが重なり合うことで、明確に区切られない中間領域を生み出しています。 これにより、静かな遊びからダイナミックな活動までが緩やかにつながり、こどもたちが自らの興味や成長段階に応じて自由に居場所を選択できる空間としています。

施設内には、身体を大きく使って遊ぶダイナミックな活動エリアや、落ち着いて過ごすことのできる居場所、小さなこども向けの安心できる空間など、多様なスケールの場を計画しています。また、県産材を活用した遊具や家具を取り入れることで、地域性と温かみのある空間づくりを行っています。

さらに、施設全体を見渡すことのできる視線計画と、音や気配が緩やかにつながる空間構成により、こどもたちを見守る安心感のある環境を実現しています。 遊びの気配が伝わりながらも過度に干渉しない距離感を保つことで、こどもたちの主体性と安全性の両立を図っています。

また、本計画では「こどもまんなか」の考え方を重視し、設計段階からワークショップを通じてこどもたちや地域住民の意見を取り入れるプロセスを提案しています。こども自身が空間づくりに関わることで、施設への愛着を育み、地域に開かれた持続的な運用につなげていきます。

日常の延長として気軽に訪れることができる場所でありながら、訪れるたびに新しい発見や体験が生まれる場として、本施設は地域の交流と成長を支える新しい遊び場の「かた」を提示するものです。

#コンペティション・プロポーザル, #ワークショップ

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